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独学でCADを学ぶならこれ!完全ガイドとおすすめ教材

図面
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CAD(Computer-Aided Design)は、各業界の設計エンジニアにとってなくてはならない存在です。

覚えるまで大変ですが、専門学校や大学に通わずとも、独学でCADを習得することは十分可能です。

マサ
マサ

高卒の僕が独学で学び、CADを使いこなす事が出来るようになりました。

本記事は、独学でCADを学ぶのに役に立つ記事になっています。

これからCADを学んでスキルアップしたい方に必見です。

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独学でCADを覚えるまでの基本ステップ

独学でCADを覚えるには目的に応じて学ぶべき内容が変わります。

例えば

  • 2D図面を描けるようになりたい
  • 3D図面を習得したい
  • 特定の業界(建築、機械、製造など)で使いたい

CADの学習は、多目的ではなく、1つのジャンルに絞った方がいいです。

目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

フリ-ソフトウェアのCADをダウンロード

CADには無料でダウンロ-ドできるフリ-ソフトと有料のソフトが存在します。

中でも人気のあるCADソフトウェアの情報を下記の表にまとめました。

ソフトウェア特徴用途対応OS公式サイト
JW-CAD日本で開発されたフリーの2D CADソフトウェア。日本の建築業界で広く使用されている。建築図面、機械図面などの2D CAD作業WindowsJW-CAD
LibreCADオープンソースの2D CADソフトウェア。日本語対応がされており、シンプルで使いやすい。建築図面、機械図面、その他の2D CAD作業Windows、Mac、LinuxLibreCAD
Blender主に3Dモデリング、アニメーション、レンダリングに使用されるオープンソースソフトウェア。日本語のコミュニティやチュートリアルが豊富。3Dモデリング、アニメーション、ゲーム開発、建築などWindows、Mac、LinuxBlender
Tinkercadオートデスクが提供する無料のオンライン3Dモデリングツール。直感的なインターフェースが特徴で日本語対応。3Dプリント用のモデル作成、小規模なデザインに最適Webブラウザ上で動作Tinkercad
SketchUp Free直感的な操作が特徴の3Dモデリングツール。ウェブベースで利用可能な無料バージョンがあり、日本語対応。建築デザイン、インテリアデザイン、製品デザインなどWebブラウザ上で動作SketchUp Free
FreeCADオープンソースの3D CADソフトウェア。パラメトリックモデリングに対応し、日本語のチュートリアルも多数存在。機械設計、製品デザイン、建築など多用途に使用可能Windows、Mac、LinuxFreeCAD
マサ
マサ

僕はJW-CADを独学で学びました。
僕の中では一番使いやすいフリ-ソフトです。

なお設計士が使っているようなハイレベルなCADを独学で覚えるには下記の用意が必要です。

  • PC           高性能なグラフィックカードと十分なメモリが必要
  • CADソフトウェア    AutoCADFusion 360SolidWorksなど

CADソフトウェアのほとんどはライセンス契約を結ばないと使えず、掛かる費用も高額です。

AutoCADFusion 360は期間限定で無料で使う事が出来ますが、独学でCADを覚えるにはちょっと時間が足りなくて難しいかもしれません。

独学でCADを覚えるのに必要なスキル

CADを覚えるには、ある程度必要なスキルが存在します。

いきなりCADから入ろうとしたら何をしていいのか分からず、モチベーション低下を招いてしまいます。

CADを始める前に必要なスキルを紹介します。

基本的なコンピュータ操作

CADを学ぶには、基本的なコンピュータ操作ができることが前提となります。

ファイルの保存や管理、基本的なソフトウェアのインストール方法など、一般的なPCスキルを身につけておきましょう。

図面の理解

基本的な図面の知識があると、CADの操作を理解しやすくなります。

参考になる記事があるので覗いてみて下さい。

空間認識能力

CADは、物体の立体的な構造を理解し、画面上で正確に表現する能力が必要です。

空間認識能力の見極めはサイコロの展開図が理解出来るかで分かります。

空間認識能力を鍛えるには、パズルを使うのも良い方法ですよ。

おすすめのCAD教材

無料の本メガネの写真と写真

「じゃあこれからCADを勉強するぞ」ってなっても、「どこから始めたらいいの」ってなりますよね。

独学でCADを学ぶのにおすすめの教材は下記のようになります。

おすすめの教材

  • オンライン講座
  • 書籍
  • YouTube

3つのおすすめ教材を詳しく解説します。

オンライン講座で学ぶ

多くのオンライン講座はネット上でいつでもどこでも学習出来るようになっています。

下記が主なオンライン講座になります。

プラットフォームコース名概要内容対象者受講時間価格URL
Udemy JapanAutoCAD 基本操作マスターコースAutoCADの基本操作を日本語で学べるコース。設計図の作成、編集、印刷方法を学びます。基本的な操作、2D図面の作成、注釈と寸法の追加、レイアウトの作成、印刷設定など。初心者から中級者まで約10時間セール時に2,000円前後(通常は約15,000円)リンク
Udemy JapanFusion 360 基本操作マスターコースFusion 360の基本操作を日本語で学べるコース。3Dモデリング、アセンブリ、レンダリングを含むプロジェクトベースの学習。基本的な操作、スケッチとパラメトリックモデリング、アセンブリの作成、レンダリング。初心者から中級者まで約8時間セール時に2,000円前後(通常は約15,000円)リンク
Udemy JapanJW-CAD で学ぶ図面作成の基本日本で広く使われているJW-CADの基本操作を学び、図面作成の基礎を習得します。基本的な操作、2D図面の作成、寸法記入、レイヤーの使用方法など。初心者約6時間セール時に2,000円前後(通常は約10,000円)リンク
YouTubeAutoCAD入門講座YouTubeで無料で学べるAutoCADの入門講座。基本操作から実際の図面作成までカバー。基本的な操作、2D図面の作成、注釈と寸法の追加など。初心者可変無料リンク
YouTubeFusion 360 基礎講座YouTubeで無料で学べるFusion 360の基礎講座。3Dモデリングの基本操作を中心に解説。基本的な操作、スケッチとパラメトリックモデリング、アセンブリの作成など。初心者可変無料リンク
JMOOCCAD関連講座日本の大学や教育機関が提供するMOOCプラットフォームで、CADに関連する講座も提供。CADの基本操作、3Dモデリング、設計手法など。初心者から中級者まで可変無料(一部有料の証明書取得可能)リンク

無料のYoutubeラップトップの写真と写真

YouTubeのような無料講座はチャンネルによりますが「何から始めていいか分からないけど出来ればお金を払いたくない」って方は迷わずに教育を受ける事が出来るのでおすすめです。

充実した講座を受けるなら、お金を出してプロの方に1から教わるのが一番いいでしょう。

目的に沿った講座を選び自身の教育に役に立てて下さい。

オススメのCAD講座の本

オンライン講座で学ぶ以外に、知識を身に付ける方法に本を購入する選択もあります。

本のメリットは忘れてしまったやり方を何回も読み直す事が出来る事です。

マサ
マサ

本は数千円で程度で買えます。
一度購入してしまえば半永久的に復習出来てしまうのが最大のメリットです。

CADの本はそれこそ数えきれないほど存在するので迷ってしまうでしょう。

実際に僕が実際使ったオススメの書籍を紹介します。

オススメ書籍①

図面の見方、書き方のルールなど理解するには上記の書籍が役に立ちます

ロングセラー商品だけあってCADを学ぶ人にとってはぶっ刺さる内容です。

初心者から上級者まで幅広く扱っている上記の書籍はコスパ最高です。

僕自身10年以上前に購入してますが、今でも読み返すくらい重宝している書籍です。

オススメ書籍②

僕はJW-CADからCADを勉強したので、上記の書物が重宝しました。

初心者向けなので初めて学ぶ方にも理解しやすい内容にまとめられています。

JW-CADを学びたい方は絶対オススメ出来る書物です。

オススメ書籍③

イラスト付きなのでCADを始めて学ぶ人でも分かりやすくて読みやすい本です。

僕はある程度CADの事を理解した後に購入したのですが、この本から読んでいればよかったと思ってしまいました。

逆に初心者向けに特化しているので中級者以上の方には物足りなさが感じるかもしれません。

独学で学んだ知識を仕事に活かす

大学や専門学校などで数年間先生から学んできた人と独学で学んだ人では差がついているのは当然です。

会社側も新卒者を最初からCADが出来る人を設計部門や開発部門に配属させるのは仕方ない部分でもあります。

僕自身もそうですが、職場で活躍している人の中には、独学でCADを学んでいる人はたくさんいます。

本記事がこれから独学でCADを学ぶキッカケになれば幸いです。

本記事のまとめ

  1. CADの重要性と独学の可能性:
    • CADは各業界で広く使用されており、独学で習得可能。
  2. 独学でCADを学ぶ基本ステップ:
    • 2D図面や3D図面の学習、特定の業界に応じた学習内容。
    • 学習を効率化するため、一つのジャンルに絞ることを推奨。
  3. おすすめのフリーCADソフトウェア:
    • JW-CAD、LibreCAD、Blender、Tinkercad、SketchUp Free、FreeCADなどのフリーソフトの存在。
  4. 必要なスキルと準備:
    • 基本的なPC操作、図面の知識、空間認識能力など、CADを学ぶ前に必要なスキルを紹介。
    • 高性能なPCや特定のCADソフトウェアが必要であること。
  5. おすすめの教材:
    • オンライン講座、本、YouTubeなどがおすすめ。
    • 有料のオンライン講座の存在。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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