少年ジャンプ連載されていたスポ根漫画と言えばなんでしょう。
スラムダンク、ハイキュー!!、テニスの王子様、等人気の漫画が沢山ありますが、僕は世界中で愛されている漫画「キャプテン翼」推したいです。
現在リニューアルされて毎週日曜日17:30より絶賛放送中ですが、年甲斐もなく当時を思い出しながら見入ってしまいます。
翼と岬の「ツインシュ-ト」や若島津の「三角飛び」は昭和世代の男性なら1度は真似したと思います。
それだけキャプテン翼に衝撃を受けた人が当時多かったのです。
ファミコンでキャプテン翼が発売
1988年4月28日にテクモ(現コーエーテクモゲームス)からキャプテン翼のファミコンソフトが初めて販売されました。
当時親に買ってもらえず、持っている人の家まで遊びに行きプレイさせてもらっている人が多かったです。
余りにも面白すぎて、持ってない人は「クリアしたら貸して」の懇願ラッシュでした。
キャプテン翼はどんなゲーム
原作に沿って主人公、大空翼が全国中学サッカー大会から全日本Jr.ユースまでを舞台にしたRPGのようなコマンド形式のサッカーゲームです。
レベルが上がると翼が必殺シュ-ト「ドライブシュ-ト」を覚えます。
このドライブシュ-トはチート級で、全国大会の決勝戦、東邦学園のキーパ-若島津まではどこから蹴ってもほとんど止められる事がありません。
しかし、RPGのMP(マジックポイント)のようなガッツと呼ばれる物があり、ドライブシュ-トはガッツが大量に消費するので前半戦で3発が限度です。
全国大会は翼しか必殺技がありませんが、全日本Jr.ユース編になると全国大会のライバル達が終結し、スタ-ティングメンバ-ほぼ全員必殺技をもっています。
ここから更に面白くなるんです。
必殺シュ-トの嵐
世界のライバル達もそれぞれ必殺シュ-トをもっており、更に敵モブキャラ達もレベルが高いので翼のドリブルでも簡単にボールを取られてしまう事なんて普通にあります。
しかも敵チームはガッツなんてありませんから、バンバン必殺シュ-ト使ってきます。
勝つ秘訣は翼や日向、立花兄弟の必殺シュ-トを軸に点を取り続けるしかないです。
更にゲ-ムを進めていくと簡単に必殺シュ-トを止められるし敵の普通のシュ-トが平気でゴールするという理不尽さがあって、油断していると簡単に負けます。
キャプテン翼の現実離れした魅力
キャプテン翼の魅力は何といっても現実離れしているところです。
漫画でフィクションとして捉えれば別に気にしないのですが、現実離れしているのは次の通りです。
- ジャンプ力が凄まじい
- コンクリ-トに蹴ったボールがめり込む
- 集団でスライディングタックル
- 立花兄弟のスカイラブハリケーン
僕なりの詳しく解説します。
ジャンプ力が凄まじい
主人公の大空翼だけではなく普通のモブキャラも凄まじいジャンプ力を持っているのが印象的です。
中学3年生が垂直ジャンプ出来る平均値は約55㎝なのですが、キャプテン翼の世界では10mくらい軽く飛びます。
当時少年だった僕は、ありえないって1人突っ込みしていましたが、そのファンタジーさがキャプテン翼を魅力的にさせていると思います。
コンクリートにボールがめり込む
主に日向小次郎が放ったタイガーショットですが、ボールがコンクリートの壁にめり込みます。
余りにも現実離れしていますが、少年時代の僕の心を鷲掴みするには十分すぎる演出でした。
この頃は翼のドライブシュ-トを始め、ライバル達も必殺シュ-トを会得して全国大会に挑んでいました。
日向小次郎は翼の最大のライバルで、翼を倒すために単身沖縄に出向き師匠の下にタイガーショットを会得したんです。
この展開がたまらなく好きで学校で盛り上がっていましたね。
タイガーショットを顔面に受ける男!
コンクリートにめり込むタイガーショットを顔面ブロックした南葛の石崎了というガッツあふれる男がいます。
コンクリートにめり込むシュ-トを顔面に食らったら普通間違いなく〇亡しますね。
気絶はしましたが、「気絶ですむとかどんだけ頑丈な体なんだよ」って思います。
集団でスライディングタックル
特に大空翼に対して集団でスライディングタックルを四方から仕掛ける場面がありますが、現実世界ではバックスライディングタックルは1発退場の反則です。
まぁほとんどの場合翼はドリブルで抜きますけどね。
百歩譲って集団でスライディングタックル出来るとして、サッカーは11名で試合しますから1人に4人スライディングタックルしたら、守備がかなり薄くなります。
翼が無理にドリブルで抜かなくても、他の選手にパスしたら簡単に攻められます。
もし相手側の監督がこの指示出したとしたら無能ですよね。
立花兄弟のスカイラブハリケーン
花輪中学の立花兄弟は足の裏に乗って高くジャンプし、空中でヘディングシュートをするアクロバット的な必殺技スカイラブハリケーンを使います。
現実サッカーでは足の裏に乗る事自体反則らしいですよ。(やる人はいないと思いますが)
また南葛中のメンバ-は花輪中のコーナ-キックの際、スカイラブハリケーンを警戒してゴールポストの上に乗っていましたが、もちろんダメです。
ちなみにですが立花兄弟は逆手に取って低空スカイラブハリケーンでゴールしました。
現実離れしていますが、こういう場面がキャプテン翼の面白い所なんですけどね。
キャプテン翼は当時熱くなっていた事を思い出させる
少年時代、嫌な事があってもキャプテン翼の漫画を読んで熱くなれば、次の日には嫌な事を忘れ普通に生活を送れていました。
中年になり、社会的責任も増え、少年時代のように嫌な事を簡単に忘れる事など出来ませんが、キャプテン翼に触れると当時の事をふと思い出すのです。
数えきれない程漫画をたくさん見てきましたが、今でも漫画の内容を詳しく覚えているのは、キャプテン翼とドラゴンボールくらいです。
僕にとっては一生忘れる事が出来ないほど熱くなれた漫画です。
もし共感出来る人がいたらとてもうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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